3歳におすすめの知育玩具は？｜選ぶ際のポイントとおすすめのおもちゃ
3歳くらいになると、こどもに適した知育玩具どう選べばよいかわからない方もいるのではないでしょうか。今回は、モンテッソーリ教育に基づいた知育玩具の選び方と、おすすめのおしゃれなプレゼントをご紹介します。この記事を読めば、こどもにぴったりの知育玩具が見つけられるはずです。
モンテッソーリ教育とは
モンテッソーリ教育とは、 医師であり教育家であるマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。こどもそれぞれの発達段階や性格に合わせた教育や環境を準備することを基本としているため、おもちゃの選び方にも役立つ考え方といえるでしょう。
日本でも、小学校入学前の幼児教育に取り入れられています。
モンテッソーリ教育では3歳にはどんな知育玩具がおすすめ？
3歳の社会面・情緒面での成長の観点から
モンテッソーリ教育において、3歳のこどもは集団生活を始める年齢です。そのため、社会性が必要になる遊びができるおもちゃを与えるとよいでしょう。3歳のこどもは、身近にいる兄弟姉妹に真似をしたり、ごっこあそびをし始める年齢でもあります。
また、3歳は周囲に自らの気持ちを伝えたり、社会性やルールについても理解したりできる年齢です。そのため、コミュニケーションが必要になるような高度な遊び方ができるおもちゃを与えるとよいでしょう。
3歳の知性面での成長の観点から
モンテッソーリ教育においては、3歳のこどもは知性面でも大きく成長する時期とされています。特に文字に対する知性が大きく伸びる時期です。例えば語彙力は2歳時点で300語だったものが、3歳になると1,000語程度まで操れるようになります。
絵本の内容を理解できるようになるため、絵本を読んで感動できます。「文字に対する敏感期」にあたるため、文字を教育できる図鑑や、表現ができるおもちゃを購入するとよいでしょう。
3歳の身体面での成長の観点から
モンテッソーリ教育においては、3歳のこどもの身体面はさらに成長しているとされています。例えば、筋肉が発達して飛び跳ねたり走ったりといったことができるようになります。また、バランス感覚が出てくるため、平均台の上を歩くこともできるようになります。片足立ちやつま先立ちなども習得し、手先・指先の動きも器用になります。
これまでよりもダイナミックな動きができるようになるため、それに合ったおもちゃを選ぶとよいでしょう。
3歳向け知育玩具の選び方のポイント
3歳向け知育玩具を選ぶ際のポイントはどのような点にあるのでしょうか。本項で主なポイントを解説します。
モンテッソーリ教育に沿った知育玩具を選ぶ
数々の天才を輩出してきたモンテッソーリ教育においては、それぞれの年齢ごとにやるべきことが推奨されていることが知られています。そのため、モンテッソーリ教育を完遂したいのであれば、それぞれの年齢時にやるべきことに沿ったおもちゃを選ぶとよいでしょう。
こどもが好きな知育玩具を選ぶ
当たり前ではありますが、おもちゃを与えても、こどもがそのおもちゃを好きでなければ遊んでくれません。こどもが好んで遊んでくれそうな、こどもが興味を示すおもちゃを選ぶとよいでしょう。
特に育てたい点を重視して選ぶ
親の側がこどものどんなポイントを発達させたいか、考えておもちゃを選ぶこともおすすめです。特に、ごっこあそびなど、社会性を身に付けさせるおもちゃを選ぶのは3歳ならではです。社会性は、実際にコミュニケーションが必要になることをしなければ発達しません。
3歳におすすめの知育玩具13選
モンテッソーリ教育の観点からもおすすめできる、3歳のこども向けおすすめおもちゃを13個紹介します。
【S】はじめての木のおままごと ピクニックセット
「【S】はじめての木のおままごと ピクニックセット」はバナナ、ソーセージ、キウイ、トマト、たまご、サンドイッチ、リンゴジュース、フォーク、お皿など、本物のピクニックのようなシチュエーションを体感できるおままごとセットです。お友達やご兄弟などと一緒におままごとをすることで、3歳時に育まなければならない社会性やコミュニケーション力が育ちます。
Dreamy Moon -ドリーミィームーン-
「Dreamy Moon -ドリーミィームーン-」は、家族や友達と一緒にわいわい楽しめるゲームです。サイコロを転がして、出た色のブロックを、商品に付随されているお月さまの上に載せていきます。ブロックには円柱型のブロックとお月さまブロックがあり、それらのブロックを落とした人の負け、というゲームです。
カタカタ森の消防隊
「カタカタ森の消防隊」は消防車と運転手、消防士ブロックがついています。消防車についているはしごの上に消防士ブロックを引っ掛けると、「カタカタ」という音を鳴らしながら消防士が降りてくるような仕掛けです。そのリズミカルな動きを見ているだけでも楽しめます。また、後ろについているホースに消防士ブロックをひっかけてごっこあそびも可能です。
食材いっぱい！ままごとフライパンセット
「食材いっぱい！ままごとフライパンセット」はお皿、フライパン、フライ返し、ナイフ、フォーク、スプーン、包丁、まな板、ウィンナー、さかな、えび、りんご、チーズ、バナナ、ゆでたまごなどの食材がついてきて、おままごとを思う存分楽しめるセットです。アルコール除菌ができるため、清潔さを保てるうえ、収納できる便利な木箱もついています。
育脳タワー
「育脳タワー」はタワーのなかにブロックがピッタリとおさまるように、ブロックを積み上げていくことを楽しめるおもちゃです。テキストブックが付いているため、テキストブックの指示を参照しながら積み上げていくことが可能です。レベルは3段階に分かれており、上級レベルは大人が考えても難しく、大人もこどもも一緒に楽しめます。
森のくるくるピッピ！レジスター
「森のくるくるピッピ！レジスター」はお金とカード、レジスター本体がついていて、レジで支払いをするごっこあそびを楽しめるおもちゃです。お金には10,000円、5,000円、1,000円、500円、100円、50円、10円、5円、1円とそれぞれあるため、細かい計算も楽しめるでしょう。
アニマルビーズバス
「アニマルビーズバス」はバス本体と、その上に乗るビーズコースター、バス本体のすきまにはめて遊べるようになっているキリン、ヤギ、イヌ、カメ、ゾウ、ウシの動物がついています。動物とバスを使ってごっこあそびを楽しむこともできれば、屋根の上にあるビーズコースターでビーズあそびをすることもできます。楽しみ方は多様です。
音色スロープ
「音色スロープ」は音色を奏でるスロープと、その上で転がす球とのセットのおもちゃです。球をスロープ上で転がすと、スロープからファ・ミ・レ・ドと音が奏でられます。こどもの音に対する感覚や、位置に対する感覚が養われます。また、動いているボールをみることで、運動能力にもつながる動体視力も身につきます。
ドキドキドミノ
「ドキドキドミノ」はドミノブロック、クマの形をしたドミノブロック、階段、円柱階段、突き棒、風車、ベル、ボールなどがついたドミノあそびができるおもちゃです。ブロックを並べることで、3歳から育まれていくと言われる集中力や忍耐力が身につきます。また、お友達やご家族で一緒に楽しむことで、社会性も育まれていきます。
オーダーはいります！
「オーダーはいります！」にはピザ、アイス、寿司、サイコロ、ガイド、チップがついてきます。サイコロの目を見て、どの食べものを示しているのか素早く判断し、その食べものをタッチする速さを競うゲームです。正しい食べものを素早くタッチできた人が、チップをもらえるルールになっています。こどもの社会性がゲームのなかで育まれていきます。
2層パズルアニマル探検隊
「2層パズルアニマル探検隊」は、2層構造になっているパズルで、虫メガネの磁石にパズルのピースをくっつけて、ピースを取り出します。磁石の場所は、それぞれのピースごとに違っているので、虫メガネとピースの磁石がピッタリとくっつく場所を探すワクワク感を楽しめます。「どこに磁石があるのか」考えることで、知性が育まれます。
Connectable Chain Cobit -6pieces-
「Connectable Chain Cobit -6pieces-」はつなぎ合わせたり、球を差しこんだり、回転させたりと、さまざまな楽しみ方があるおもちゃです。決まった使い方がないことで、こどもが自由に楽しめて、創造性が育まれます。自分自身で新しい楽しみ方を見つける喜びを味わえるでしょう。
Connectable Chain Cobit -6pieces-
チーズくんのおいしいスープ
「チーズくんのおいしいスープ」は、トマト、おたま、にんじん、包丁、まな板、じゃがいも、たまねぎ、かぼちゃなどがついてくるおままごとのためのセットです。また、それとは別に「チーズくん」という主人公がいる絵本もついてきます。絵本のストーリーに沿って楽しむことで、料理のやり方なども覚えられます。
まとめ
以上、3歳のこどもにおすすめの知育玩具をご紹介しました。3歳は知性面も身体面も大きく成長する時期です。特に成長するのは社会性で、おままごとやゲームなど、他人と一緒に楽しめる遊び方ができるようになります。それを鑑みて、成長に合ったおもちゃを選択するとよいでしょう。
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