足を一生懸命早く動かして走ります。
マリンワールドのペンギンたちは、急いだり焦ったりすると、、、

前傾姿勢になりながら翼で体を支えて走ることもあります。

ペンギンは種類によって得意な移動方法があります。

岩場の多い地域に生息しているペンギンはジャンプをしながら移動するのが得意だったり、寒い地域に生息しているペンギンは腹ばいになって氷の上を滑って移動するのが得意だったりと、生息している地域によって様々です。

ペンギンの足は短く見えますが、私たちから見える部分は足先だけです。

骨格を見てみると膝の部分が曲がった状態で体の中にあります。

足の骨という点では、皆さんの思っている以上に長いんです。これは水中を早く泳ぐ為にこのような姿になったとも言われています。

泳ぐのが一番早い種類では、時速30㎞以上出るそうです。足を一生懸命早く動かして走ります。

陸上から水中生活に適応する中で、
ラッコは前あしでエサを捕まえ、
お腹の上に、、、

陸上から水中生活に適応する中で、ラッコは前あしでエサを捕まえ、お腹の上に乗せて食べる方法を選びました。

つまり、ラッコたちが水面を仰向けで泳ぐのは、前あしが使えるようにするために適した姿勢だからだと考えられます。

また、いつも仰向けで泳ぐのではなく、水中を素早く泳いだり、潜るときには背中を上、頭を前に向け、後ろあしで力強く水をかいて進みます。

水族館でぜひ、ラッコが水中を泳ぐ姿も観察してみてください。

もちろんイルカも寝ます。
ただ水中で生活をしているので、寝ている間も呼吸をするため水面に上がり、、、

敵に襲われないよう常に周囲を警戒しています。

人間のようにぐっすり寝ているわけではなくイルカは左右の脳を交互に休ませながら睡眠をとります。このことを半球睡眠といいます。

左脳を休ませているときは右眼を閉じ、右脳のときは左眼を閉じています。

半球睡眠をすることで寝ながら呼吸ができ、周囲を警戒することができます。

ちなみに...飼育下のイルカは敵がいないことがわかっているため、プールの底に沈んで寝ることや両眼を閉じプカーっと浮いてリラックスした状態で寝ていることもあります。

仔ガメは地表へ出てきて大海原へ旅立つため、卵を産んだ母ウミガメと会うことはありませんが、、、

母ウミガメが砂浜に穴を掘って産み落とした卵は45-75日で孵化します。

その後、仔ガメは海流に乗って外洋へ分散した後に成長し、大きく回遊して日本近海へと戻ってきます。

ウミガメは生まれた浜を覚えていると言われており、成長したカメは繁殖地周辺で母ガメに会う可能性はあると思います。